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抜群の動きを披露したのは!出走馬の最終追い切りランクを紹介します!

北九州記念 最終追い切り全頭診断

こんにちは、競馬リポート管理人の田中です。

本日7月3日は、Yahoo! JAPANのトップにも「ソフトクリームの日」と出ていました。

たしかにこの時期、外に出るだけで冷たいものが欲しくなりますし、夏競馬の小倉開催となれば、まさに“暑さとの勝負”でもあります。

ただし、馬券で大事なのは冷たいソフトクリームではなく、熱を帯びた仕上がりを見抜けるかどうか。

今週の北九州記念は、スピード、斤量、枠順、そして当日の馬場状態まで絡む難解なスプリント重賞。

そこで今回は、最終追い切りの動き、時計、負荷の掛け方、前走時との比較をもとに、出走馬の状態をランク別に診断していきます。

まず結論から言えば、今年の北九州記念は人気上位だけをそのまま信頼するには少し危険な印象です。

好時計を出している馬は複数いますが、終いの伸び、フォームの安定感、負荷の質まで見ると、馬ごとの差はハッキリ出ています。

特に短距離戦は一瞬の反応が命。

最終追い切りでどれだけ余力を残しながら動けているかが、そのまま本番の直線に直結してきます。

それでは北九州記念の最終追い切り全頭診断に入ります。

最終追い切り評価まとめ
〖評価S〗ヨシノイースター
〖評価A〗デアヴェローチェ、アンクルクロス、フリッカージャブ、サウンドモリアーナ、アブキールベイ
〖評価B〗イツモニコニコ、アメリカンビキニ、プロトポロス、ヤマニンアルリフラ、オタルエバー
〖評価C〗ランフォーヴァウ
〖評価見送り〗ジェニファー

〖評価S〗ヨシノイースター
最終追い切り:栗東坂路 53.7-39.0-12.1 馬なり
今回もっとも高く評価したいのがこの馬です。派手に時計を出したというより、馬なりのまま最後までフォームが崩れず、自分から前へ進んでいく姿勢が目立ちました。8歳馬ながら動きに重苦しさはなく、むしろここに照準を合わせてきたような気配。近年の北九州記念で続けて好走している舞台適性もあり、仕上がり面だけなら最上位評価です。

〖評価A〗デアヴェローチェ
最終追い切り:栗東坂路 54.1-39.3-12.4 馬なり
川田騎手が騎乗して坂路で併せ馬。全体時計は目立つほどではありませんが、1週前にCWでしっかり負荷を掛けており、最終は感触を確かめる内容としては十分です。手前替えで若干モタれる場面はあったものの、最後までバランスは保てていました。葵Sを勝った勢いに加え、状態面も高いレベルを維持。小倉の小回りに対応できれば重賞連勝も狙える仕上がりです。

〖評価A〗アンクルクロス
最終追い切り:栗東CW 51.1-35.8-11.0 馬なり
CWで4Fから終い重点の内容。道中の走りにはやや硬さがあり、完璧なスムーズさまでは感じませんでしたが、直線で手前を替えてからの伸びはかなり目を引きました。ラスト1F11.0秒を馬なりでまとめた点は評価できます。近走の充実ぶりをそのまま調教にも出しており、状態は高いレベルで安定。ハンデ戦で人気の盲点になるなら警戒が必要です。

〖評価A〗フリッカージャブ
最終追い切り:栗東坂路 53.1-38.2-11.9 馬なり
坂路単走でラスト11.9秒。終いの数字だけを見ても優秀ですが、それ以上に馬なりでこの反応を見せている点が好材料です。多少頭の高い場面や気性面の若さは残るものの、脚の使い方はしなやかで、スピードを秘めているのは明らか。前走で小倉芝1200mの速い決着に対応している点も強みで、最終追い切りの雰囲気からもデキ落ちは感じません。

〖評価A〗サウンドモリアーナ
最終追い切り:栗東坂路 55.4-40.4-12.5 馬なり
最終時計だけを見ると控えめですが、この馬は週末や1週前の内容も含めて判断したいタイプです。最終は無理に負荷を掛けず、馬なりで気分を整える調整。道中に気性面の難しさを見せる場面はありますが、脚取り自体は軽く、1週前より動きのまとまりは良化しています。連勝中の勢いは軽視できず、スムーズに運べれば重賞でも通用する状態です。

〖評価A〗アブキールベイ
最終追い切り:栗東坂路 53.7-38.6-12.2 馬なり
坂路単走で馬なりのままラスト12.2秒。派手さはありませんが、集中力を保って最後まで前向きに走れていた点は評価できます。手前替えの際に少しヨレるような場面はあったものの、全体的な脚取りは軽快。中間も本数を重ねられており、昨年このレースで好走した舞台に向けて態勢は整ってきました。展開ひとつで浮上しても驚けない仕上がりです。

〖評価B〗イツモニコニコ
最終追い切り:栗東坂路 52.7-37.5-12.3 馬なり
坂路で馬なりの単走。全体時計52.7秒は悪くなく、道中の脚さばきにも活気がありました。ただ、終いにかけてやや脚色が鈍る内容で、最後まで加速し続ける形ではありません。状態が悪いというより、あと一段階弾けるところまではどうかという評価です。近走内容を考えると一変までは強く言い切れませんが、調教の雰囲気自体は前走より上向いています。

〖評価B〗アメリカンビキニ
最終追い切り:栗東PT 54.7-39.3-10.9 馬なり
ポリトラックでラスト10.9秒と鋭い伸び。終いの反応だけなら高く評価できますが、併せ馬で相手に遅れた点と、久々の芝重賞という条件面を考えると評価は一段控えめにしました。軽ハンデは魅力で、スピードを活かす形に持ち込めれば怖さはあります。ただし、調教の動きだけで強く推し切るには、実戦面の不確定要素が残る一頭です。

〖評価B〗プロトポロス
最終追い切り:栗東CW 84.2-68.8-53.5-37.8-11.6 馬なり
CW単走で6F84.2秒、ラスト11.6秒。終いはまとめていますが、全体としては少し淡々とした動きで、強い前向きさまでは感じませんでした。1週前にしっかり負荷を掛けているため、最終は整える内容と見れば悪くありません。休み明けの分、いきなり全開というよりは、走りながら良くなっていくタイプにも映ります。押さえ評価が妥当です。

〖評価B〗ヤマニンアルリフラ
最終追い切り:栗東坂路 56.1-40.3-12.0 馬なり
坂路で併せ馬を行い、馬なりでラスト12.0秒。時計自体は悪くありませんが、良い時のこの馬ならもう少し鋭く反応してもよさそうな印象です。集中して走れていた点は評価できますが、僚馬に届き切れなかった内容から、絶好調とまでは言いにくいところ。昨年の実績から能力は上位ですが、最終追い切りだけなら及第点までの評価です。

〖評価B〗オタルエバー
最終追い切り:栗東坂路 50.8-37.7-13.7 一杯
全体時計50.8秒は優秀ですが、ラスト13.7秒と大きく時計を要した点は気になります。序盤から速く入り、負荷を掛けた結果の失速とも取れますが、短距離重賞で最後の甘さはそのまま不安材料になります。ただ、失速するまでの行きっぷりや脚取りは悪くなく、状態そのものが悪いわけではありません。当日の気配と馬場傾向で評価を上下させたい一頭です。

〖評価C〗ランフォーヴァウ
最終追い切り:栗東坂路 53.2-38.4-12.5 馬なり
坂路で馬なりの調整。時計は標準的ですが、動きの安定感という点ではもう少し欲しい内容でした。道中で斜行気味になる場面があり、踏み込みにもやや浅さが残ります。中間の本数は積まれていますが、最終追い切りの迫力という点では上位評価馬に見劣りました。能力でどこまで補えるかですが、調教面からは強調しづらい評価です。

〖評価見送り〗ジェニファー
最終追い切り:連闘のため軽め調整
今回は連闘での参戦となり、実質的な最終追い切りは確認できません。軽ハンデ50キロは魅力ですが、追い切り診断としては判断材料が限られるため、評価は見送りとします。前走からの上積みよりも、疲労の残り具合、当日の馬体、テンション、返し馬の雰囲気が重要になります。人気薄での一発を狙うなら、直前気配の確認が必須です。

最終追い切り総括

今年の北九州記念は、スプリント重賞らしく時計面で目立つ馬が複数いますが、評価のポイントは単純な全体時計ではありません。

終いの反応、馬なりでの余力、フォームの安定感、そして小倉芝1200mに直結するスピードの持続力。

その観点で最も高く評価したのはヨシノイースターです。

年齢的な不安を感じさせない動きで、近年このレースで好走している舞台適性を考えても、今年も軽く扱えません。

デアヴェローチェは1週前に負荷を掛け、最終は余力を残す理想的な調整。

アンクルクロス、フリッカージャブ、サウンドモリアーナ、アブキールベイもそれぞれ見どころがあり、人気だけでは簡単に序列を決められない仕上がりです。

一方で、オタルエバーやヤマニンアルリフラは能力上位ながら、最終追い切りの内容だけを見ると絶好調とまでは言い切れません。

ハンデ戦らしく、状態の良さと展開が噛み合った馬が一気に突き抜ける可能性も十分あります。

最終結論では、枠順、馬場、当日の気配まで確認したうえで、評価S・A組を中心に取捨を組み立てたいところです。

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